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試合を終わって-7

2012.07.29(14:06)

大会を観戦していて、気になった皆さんへのアドバイスです。


7.緊張して負けたと思う方へ


試合に実力を発揮できない皆さん。
試合に望む考え方を少し変えてみましょう。

試合は発表会ではありません。
一世一代の舞台、でもありません。
財産を掛けたギャンブルでもないし、九死に一生を得る危険なことに挑戦しているわけでもありません。
あなたに失うものはなにも無いはず。あってもちっぽけなもののはずです。

自分の最高のものを発揮しなくては、などと思うのはおおきな間違い。
普段のレベルを100として、60%できれば「普通」の出来です。
80%できれば「今日は調子いいな、よかった。」
100%できたら「今日はついてる!絶好調」です。
年に1~2度120%の出来栄えでプレーできることがあります。
その時は、「ゾーンに入った!スーパー絶好調」です。
60%できれば、「まあいいんだ」と思うこと。
イメージに残っているのは、自分の過去の良いプレーだけですから。

「ミスをして、パートナーに迷惑を掛けないようにしよう。」
「ミスしたら恥ずかしい。」
などと結果を心配して自分で自分にプレッシャーをかけてしまう思考方法は禁物です。
入らなかったら入らないでしょうがない。
だって実力だもの。

「私と組んだってことは、私のミスを許すっていう事よ。」
何とか開き直れるような思考に切り替えましょう。

「遊びなのに、こんなに緊張しちゃって私って(俺って)案外可愛い。」

今まで経験した、もっと怖い、スリリングな状況を思い出してください。
チンピラに追いかけられたあの夜。
車にひかれそうになったあの時のこと。
好きな人に告白しようと思い、やっぱり告白できないあの時のこと。
海岸の高い岸壁から強風でバランスを崩し落ちそうになったあの瞬間のこと。

それに比べるとバウンドテニスでのこの緊張なんて、たいして怖くないのではないでしょうか。

ミスすることを考えるとミスします。
エースになることをイメージし、そうなることを願ってプレーするとエースが取れるものです。
不思議ですが、スポーツのあらゆる競技で強い選手達はそういうものを知っています。
「思ったことは実現する」ナポレオン・ヒルも言っています。

「このサービス今度も入らないかも」と思えば入りません。
「ああ、このストローク、ミスする気がする」と思うとミスします。

プレッシャーでがちがちになってきたら、気楽に、能天気に、無責任にプレーするよう心がけましょう。
入るか入らないか、分からないんだったら思い切って振り抜く。

良くも悪くも普段の実力が出るのがスポーツです。
試合は練習のつもりで、練習は試合のつもりで、を実践しましょう。
練習で自分にプレッシャーを掛ける方法はたくさんあります。
次もミスったら、ビール今晩お預け、とか。
普段が大事です。
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試合を終わって-6

2012.07.29(13:52)

大会を観戦していて、気になった皆さんへのアドバイスです。


6.今日も負けたと思う方へ


上手くなっても、強くなれるとは限りません。
技術以外の要素、戦術や精神力の差が大きくでてしまうのが勝負事です。

まず目指すのは、年間勝率5割が普通の選手。
平均的な戦績です。
つまり2回戦で負けるレベル。
あるいは、敗者トーナメントで1回勝つ選手。
リーグ戦ならば2位か3位になる選手です。
なんとかこの域に達しましょう。

次に、この壁を破り、勝率75%、4回戦えば3回勝てるレベル。
この域に行くためには、必ず無くさなくてはならないコトがあります。

それは、「無理・無駄・ムラ」です。

狙いが無理。
つまりやろうとしたこと自体が無理なことだった。
それをしてしまった。何回も。

無駄なプレー。
そのコースでは、そのボールでは、相手に通用しないのに、一生懸命打ってる無駄。
甘いボールなのに強気で攻めずに安全に返球してしまい、みすみすチャンスを逃す無駄。

もったいないプレー
良いショット決まるとホッとし、次はミスする。
これを事を繰り返す、ムラ。

これらを撲滅することが、もっと勝てるようになるための近道です。
自分の試合を振り返り、ミスの本当の原因、勝てない原因を「無理・無駄・ムラ」に当てはめて考えてみてください。
きっと心当たりがあるはずです。

無理をしてうまくいってしまった時の快感(たいていがスーパーショットと言われる)を追求すると、上手くいった時は本当に達成感がありますが、残念ながらそれでは勝てません。
1日に何本かの快感を求め、ストレス発散が目的なのか、
この試合に勝つことが目的なのか、考えてプレーしましょう。

ちなみに、レクリエーションとしてプレーしつつ、でも勝ちたい欲張りな私は、
2本リードしたらかなり強気にプレー。
3ポイントリードしたらスーパーショット狙いと決めています。
楽しいから、思いっきり打ちこみたいから、リードするまでは、我慢して無理はしません。

本当に勝ちたい時は地味ですよお~。

試合を終わって-5

2012.07.28(13:33)

大会を観戦していて、気になった皆さんへのアドバイスです。


5.審判に負けたと思う方へ


この言葉は、たまに、いや結構な頻度で耳にします。
非常に聞き苦しい言い訳です。

審判のジャッジと自分の判断が違う事は良くあることです。
真実は一つ、審判の判定に違いがあってはならないのですが、これは最大努力目標であり、現実は真実と違った判定が数回発生してしまうものです。

多くのプロテニス選手は、何とボール2個分までは、ミスジャッジがあるものとアウトボールも気を抜かずプレーすることにしています。
審判が専門家ではなく、毎日訓練しているわけでもなく、速いボールを見誤ることは、しょうがないこととあきらめて、審判のジャッジを尊重するようにしています。
生活のかかったプロ選手でもそうしています。
それが、競技のルールなのですから、従うのがプレーヤーの務めです。

審判にクレームを付けているのは、負けている選手で、何とか時間を稼ぎ、間をおいて、相手の調子を崩したい時や、自分の興奮を高めたい時、逆に冷ます目的でわざと19秒間文句を言っているのです。あるいは、うるさい選手だから次は有利な判定にしておこうと思う審判であることを期待してクレームを付けるか。いずれにせよフェアプレーとはいえない行動です。

自分の判断と審判の判断のどちらを優先してプレーするか。
考える間もなく、審判が判定する役割を持っている以上その判定に従うしかありません。
審判が、自分に不公平な判定ばかりする。もうこの審判ではやりたくないと思ったら、潔く棄権するべきです。あるいは審判委員長を呼んでもらい、不平を訴え、審判委員長の監視下で試合を続行することにするか。

バウンドテニスに限らず人間が審判として判定を下すスポーツであり、それが競技規則である以上、このことを踏まえてプレーしなければなりません。

ミスジャッジされたと思ったら、可哀想な自分、頑張れ、神様が仕組んだ悲運を跳ね返すんだ、とエネルギーに切り替えるようにすることが、いつまでも嫌な気持ちを引きずらず、次のポイントに集中できるコツです。


審判に嫌われる選手と嫌われないコツ

 ①審判を最初から無視して試合に臨む選手
  ちゃんと「よろしくお願いします」と挨拶しましょう。
 
 ②自分でジャッジをする選手
  判定は俺の仕事だと、その越権行為に反感を感じます。
  プレーを止めたり、アウトとか決して言わずに、微妙なボールは全てちゃんとプレーすること

 ③判定に文句を言う選手
  紳士的にインアウトの確認をすること。
  本来確認しても意味のないことです。
  しかし、どのくらいアウトしたのか、サイドアウトなのかバックアウトなのか確認し、
  次からもっと内側を狙うようにしましょう。
  インならば、オンラインなのか、内側だったのか、自分の判断とのズレ具合を確認して、
  次から多少アウトも真剣にプレーするように肝に命じます。
  紳士的であれば、審判は、もしかしたら「しまったな、もしかしたら本当は違ったかも。
  次間違えないよう少し甘くするか」という気持ちが芽生えるのが人情です。
  恫喝的威圧的に質問すると、「判断するのは審判の俺だ。俺の言う事が聞けねえのかオメーは。
  頭きた。サービスの腰の高さでフォールト取ってやろ!」と思ってしまうのもまた人情です。

 ④微妙な判定の場面で正しく(自分の判断と同じ)判定してくれた場合、審判に聞こえる小さめの声で
 「ナイスジャッジ」と。あるいは審判の目を見て優しくうなずく。
 (私から見てもその判定のとおりでしたよ。まちがいありませんよ。と報告して審判を安心させる)

 ⑤遅延行為と思われるような行動をする選手
  チェンジコートではないのに勝手に堂々と水分補給する選手
  パートナーといつまでも相談している選手
  なかなかサービスを打とうとしない選手

以上、最低限審判に嫌われず、できれば好かれる(ミスジャッジも受け入れてあげる心の広さが好感を生む)
プレーヤになりましょう。
ナイス!フェアプレイ。

試合を終わって-4

2012.07.28(13:03)

大会を観戦していて、気になった皆さんへのアドバイスです。


4.ドロー運(組み合わせ)が悪かったから負けたと思う方へ


トーナメントにしても、リーグ戦にしても、ドロー運というものがあります。
確かに勝ち進めなかったのは、すぐ強い人と対戦することになったからでしょう。

経験上、ドローに恵まれ勝ち上がれるチャンスは、3大会に1度だけ。
3大会に2回は恵まれず、厳しい結果に泣くことになるようです。
そんなものです。
1度のチャンスをいかに逃さず勝ち上げれるよう頑張れるか。
ここが大事。

恵まれないドローの時は、試練を与えてもらったと考え、「普段だったらこんな強い人とは頼んでもなかなか相手してもらえない。あるいは真剣にやってくれない。今日はいい勉強になる。」と喜ぶこと。

強い人からでも試合には勝てなくても、ゲームは取れなくても、ポイントは取れるはず。
その取ったポイントこそ自信を持っていい実力、世間に通用するものなのです。
全く同じことが繰り返されれば、勝てるのです。
繰り返す数が少ないからゲームを取れないのです。

堅い守り、厳しい攻め。
そんなプレイを目指し、通用するものとしないものをはっきり選別できる、強い人との試合を楽しめるようにしましょう。

勉強勉強。
必ず、強い相手に感想を言ってもらうこと。
何が良くて、何が悪いか。
ものすごく貴重なアドバイスになるはずです。

試合を終わって-3

2012.07.28(12:51)

大会を観戦していて、気になった皆さんへのアドバイスです。


3.パートナーのせいで負けたと思う方


負けた理由を、パートナー、審判のせいにするのは実に簡単なことです。
湯水が沸くがごとく盛りだくさんの理由がでてくるでしょう。
自分のせいじゃない。
自分は何も悪くない。
悪いのは、あそこでパートナーが**しなかった(してしまった)から。

これによって得られるものは、プライドの維持と罪悪感からの逃避による心の平静。
きっと今夜は、ビールも美味しく、ぐっすり眠れることだと思います。

片や失うものは、友情、好感度、そして何より大事な「上達のきっかけ」。

起きたことのすべてを自分のせいにしてみましょう。
考えて、考えて、もっと自分が**すればよかったと改善点を探すのです。

パートナーがボレーをミスをしてしまったのも、自分の送ったボール、コースが慎重にプレーしすぎたため、甘かったからです。
サービスが甘かったからいいリターンをされてしまい、パートナーが打ち負けてしまったのです。
強すぎるショットを打ってしまったため、相手の短く緩いボールをパートナーがミスしてしまったのです。
極端な例は、
自分がずうっとノーミスでプレーしてしまったため、パートナーにプレッシャーがかかり緊張して萎縮して満足に打てなくなってしまったのです。

いろいろ考えると、甘さ、過ち、狙いの選択ミスなど、自分のプレーにも負けた原因があることに気づきます。
試合中に気づけば間に合います。
もし終わってしまったら、自分の課題として甘かったところを徹底練習しましょう。

試合とは、次に自分が何を練習すればいいのかを教えてくれる絶好の機会です。
パートナーのせいにしてしまうと、課題が発見できず、上達のきっかけを失う事になってしまいます。
私があそこでこうしなかったから負けたんだ、と反省するように心がけましょう。

自分が毎回サービスエース、レシーブエースが取れれば、決して負けることは無く、パートナーが1点取ってくれれば勝てるのですから。

楽しくパートナーとプレイできるために、誰でもすぐできる心得があります。

それは、パートナーにナイスプレーを期待しないこと。
ちゃんとやってくれることを期待しないことです。

いいボールを打ってくれるはず。
今度はミスしないはず。
このぐらい当たり前だろう。
これは自分のエゴに他ありません。
自分に都合よく、パートナーに期待し過ぎなのです。

ミスするだろう。
決められないだろう。

と思っておくこと。

『期待しない』これが肝心。

そうすると、パートナーがいいプレーをしてくれた時、心から喜べます。
心から感謝できます。
うまい!さすがっ!と心から賞賛できます。
自分もどんどん楽しくなってきます。

誰と組んでも楽しくプレイでき、自分の上達の課題も発見できます。

楽しくなる、上手くなるためにぜひこの心得を取り入れてください。
「貴方には、最初から全然期待してなかったから、ちゃんとプレーしてくれてびっくりしたわ。」
とは言わないこと。
心のなかで。

開眼!実戦心構え

  1. 試合を終わって-7(07/29)
  2. 試合を終わって-6(07/29)
  3. 試合を終わって-5(07/28)
  4. 試合を終わって-4(07/28)
  5. 試合を終わって-3(07/28)
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